三毛猫《sannkeneko》の気ままにドラマ

あらすじは多分（！）後で書くとして、
最初と最後で驚いた「THE THIRD SEASON」最終話。
先週ラストで再崩落事故で藍沢（山下智久）が埋まってしまい、
まあ、大丈夫とは思うけれど・・・と思ったら、
自力であっさり復活。
同じく復活した雪村（馬場ふみか）と何事もなかったよう。
予告も人騒がせだし・・・と思いきや大変なのは藤川（浅利陽介）の方。
藍沢と雪村、緋山（戸田恵梨香）と名取（有岡大貴）も無事とわかり、
でも藤川からの無線は応答なし。
白石（新垣結衣）の呼びかけの声を聞きながら治療を続ける地下の四人。
横峯（新木優子）も応援に駆けつけた新海（安藤政信）も表情を曇らせる。
そして冴島（比嘉愛未）。

・・・というかレスキューの人。
子どもを任されたのだからまずそちらを優先しないと。

1000を2回数えて・・・と笑顔で送り出す藤川がいかにも彼らしくて。
・・・この人が「相棒」ではああなっちゃうのだから、
俳優さんって凄いわねぇ・・・と一瞬雑念。

駅構内で緋山と一緒に妊婦の治療に当たった名取。
コイツが説教したのは衝撃（笑）でしたが、
まあ、あの夫があまりにアレで。
ただ、医療側が助かる命は確実に助けるという姿勢であっても、
突然妻を喪って、お腹の子どもはどうしますか？・・・という状況におかれて、
まともな判断が出来る人はそうはいない。

何にせよ遺された父娘のこれからが心配。

一つ前の駅から救助に向かう冴島と横峯。
藤川を発見するために自分も行こうとする白石を引き止めて、
また構内に降りて行く藍沢。
藤川を診ていた横峯を"良くやった"と褒め、
彼女は他の患者の治療に回して、
・・・こういう時に登場する藍沢の持つ安心感はなんでしょうねぇ。

で後はもう後日談というかエピローグ。
整形外科に移ると言っていた藤川を引き留めたのは
ヘリを降りて欲しいと願っていた冴島。
ふたりはこれからも一緒に歩いて行く。

息子を手元に戻そうとする名取父。
ここで学びたいという息子の意思は無視、
結局そのまま・・・と思いきや父を説得する緋山。
・・・勢いでというか成り行きで救命に残るハメに。

で、彼女は緒方（丸山智己）のことも諦めてはいなくて。
このふたりの恋愛エピは本当に余計だった。

橘（椎名桔平）と三井（りょう）元夫婦の優輔（歸山竜成）。
先週移植手術だったのにもう"クララが立った"状態。
・・・時間経過がわからない。

PTSDでヘリに乗れず、今回は橘と病院に残った灰谷（成田凌）。
彼もひとりの命を救い、憧れるようにヘリを見つめている。

天野奏（田鍋梨々花）は緊急手術で命が助かった。
それは紛れも無い事実だけれど後遺症が残ったこともまた事実。
彼女に手術を受けさせるためとはいえ、
藍沢が期待を持たせてしまったことも。
実際問題ピアノどころか日常生活にも支障がある状態。
命が助かったんだからいいじゃないか！はある意味暴力。

新海は彼女と話さえしていなかったのねぇ。

作業療法士には申し訳ないですが、
オセロを裏返すよりもピアノを弾くほうが彼女にはいいリハビリだと思う。

藍沢はトロント行きを決断する。
白石はこれからも彼女なりの救命を作っていく。

・・・って劇場版！
藍沢が旅立つ前の・・・という話かな？

とにかく！
・・・脚本は林宏司なんでしょうね？
ちゃんとキャラは戻して下さいね。
ちゃんとヘリ飛ばして下さいね。

「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON」
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