「相棒 season 15」第10話
警察官が消える街。
第10話『帰還』ネタバレです。
第10話『帰還』ネタバレです。
![]() | J:com創業記商社マン、ケーブルテレビを拓く (単行本) 西村 泰重 KADOKAWA/角川学芸出版 by G-Tools |
3日にしてやっと休みになりまして2017年初レビュー。
あー、明日から普通に仕事です。
第10話『帰還』
脚本:真野勝成 監督:兼﨑涼介
ゲスト:八嶋智人 伊藤歩 永島敏行 小宮孝泰 平岡拓真 仁村紗和
杉下右京と冠城亘に臨時異動辞令が下った。
異動先は郊外のベッドタウンの黒水(くろうず)町の駐在所。
黒水は問題がある警察官の左遷先と噂される署だった。
その夜、都内では警察幹部と東京都の首長クラスが一堂に会する
「東京都民の安全を守る会」が開かれる。
四方田警視総監を囲む盛大な会合には衣笠副総監、
元IT起業家で現在は黒水町の町長・和合も列席していた。
和合は前科のある人間を積極的に受け入れ、
寂れかけた町を再生させるプロジェクトで注目されている人物。
一方で同じく出席している甲斐は壁際に佇む状態だった。
自分宛の差出人不明の電報を読んだ四方田は動揺した素振りを見せる。
移動初日、杉下と冠城は黒水警察署で大河内首席監察官に出くわす。
黒水署に監察が入る理由を気にしつつ、ふたりは勤務地の駐在所へ着任する。
住居となる駐在所の二階には香を焚いたような匂いが残されており、
前任者が残したカレンダーには名前と謎の数字のメモがあった。
これまで五人の警察官が突如姿を消していることが判り、
杉下と冠城は国奥署長に彼らが無断欠勤扱いで放置されている理由を聞くが
上から放っておけと言われたという答えが返ってくる。
杉下と冠城は五日前に有本警部が失踪した団地に出向くが、
住民に目撃者はいない。
しかし、有本が最後に乗っていたパトカーから血液反応が検出され、
ふたりは何らかの事件が起きたことを確信する。
次に訪ねた有本の住まいで杉下たちは若月詠子に会う。
黒水ケーブルテレビのレポーター兼キャスターの彼女は
黒水署の警察官連続失踪事件を追っていると言う。
警察内部の機密情報を持っていることを怪訝に思いながらも
冠城は広報課長の社美彌子に直接取材を申し入れるという彼女に興味を抱く。
若月は自分のニュース番組で杜に「ノーコメント」と突っぱねられたことも含めて、
警察官の不可解な失踪事件を報じる。
杉下はカフェ「森のあしあと」を監視していた男と接触する。
男は警察官だとわかるが、そこに町長の和合が現れ男を追い払う。
藤井利佳子の入れたハーブティーを飲みながら、
和合から男の正体を調べて欲しいと頼まれた杉下は、
カフェで働く槙野真里男と出会う。
脚本家が苦手でそれだけで期待薄。
そして案の定というかツッコミドコロ満載で
その無理の積み重ねで成り立っている回。
結局、和合・・・八嶋智人が全部持って行きました。
前科者ばかりを受け入れていたら町の治安が不安。
前科者ばかりを受け入れていたら町のイメージダウン。
偏見といえばそれまでですが、でもそういうもの。
和合の話は正論ながらどうも説得力がないというか、
本心とは思えず。
ここまで壊れていた犯人って久しぶりじゃないかしら。
「15」初回に続き衣笠副総監(大杉漣)登場の他、
甲斐警察庁長官官房付(石坂浩二)、杜美彌子(仲間由紀恵)、
大河内春樹監察官(神保悟志)に四方田警視総監(永島敏行)。
内容が内容だけに警察関係者がずらり。
国奥署長の小宮孝泰は「1」の落語家役以来ですよね。
杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がそれぞれの役割を果たす分、
捜査一課のふたりももう少し活躍して欲しかった。
甲斐警察庁長官官房付は警察内部のパワーゲームの勝者らしい。
野心とプライドを併せ持つジャーナリスト・若月詠子役の伊藤歩、
不思議な透明感の藤井利佳子役・仁村紗和は
・・・住友生命「あの人の未来診断」の鶴の恩返しの彼女ですよね。
槙野真里男(平岡拓真)は普通に話す設定で構わない。
予想通りというか、脚本の不安は的中してしまった感はあります。
それでもレギュラー回に比べればまだマシだと思えるのは
ゲスト陣の出来が良かったから。
何より八嶋さん。
お見事でした。
「相棒 season 15」
第1話・第2話・第3話・第4話・第5話・第6話・第7話・第8話・第9話
あー、明日から普通に仕事です。
第10話『帰還』
脚本:真野勝成 監督:兼﨑涼介
ゲスト:八嶋智人 伊藤歩 永島敏行 小宮孝泰 平岡拓真 仁村紗和
杉下右京と冠城亘に臨時異動辞令が下った。
異動先は郊外のベッドタウンの黒水(くろうず)町の駐在所。
黒水は問題がある警察官の左遷先と噂される署だった。
その夜、都内では警察幹部と東京都の首長クラスが一堂に会する
「東京都民の安全を守る会」が開かれる。
四方田警視総監を囲む盛大な会合には衣笠副総監、
元IT起業家で現在は黒水町の町長・和合も列席していた。
和合は前科のある人間を積極的に受け入れ、
寂れかけた町を再生させるプロジェクトで注目されている人物。
一方で同じく出席している甲斐は壁際に佇む状態だった。
自分宛の差出人不明の電報を読んだ四方田は動揺した素振りを見せる。
移動初日、杉下と冠城は黒水警察署で大河内首席監察官に出くわす。
黒水署に監察が入る理由を気にしつつ、ふたりは勤務地の駐在所へ着任する。
住居となる駐在所の二階には香を焚いたような匂いが残されており、
前任者が残したカレンダーには名前と謎の数字のメモがあった。
これまで五人の警察官が突如姿を消していることが判り、
杉下と冠城は国奥署長に彼らが無断欠勤扱いで放置されている理由を聞くが
上から放っておけと言われたという答えが返ってくる。
杉下と冠城は五日前に有本警部が失踪した団地に出向くが、
住民に目撃者はいない。
しかし、有本が最後に乗っていたパトカーから血液反応が検出され、
ふたりは何らかの事件が起きたことを確信する。
次に訪ねた有本の住まいで杉下たちは若月詠子に会う。
黒水ケーブルテレビのレポーター兼キャスターの彼女は
黒水署の警察官連続失踪事件を追っていると言う。
警察内部の機密情報を持っていることを怪訝に思いながらも
冠城は広報課長の社美彌子に直接取材を申し入れるという彼女に興味を抱く。
若月は自分のニュース番組で杜に「ノーコメント」と突っぱねられたことも含めて、
警察官の不可解な失踪事件を報じる。
杉下はカフェ「森のあしあと」を監視していた男と接触する。
男は警察官だとわかるが、そこに町長の和合が現れ男を追い払う。
藤井利佳子の入れたハーブティーを飲みながら、
和合から男の正体を調べて欲しいと頼まれた杉下は、
カフェで働く槙野真里男と出会う。
脚本家が苦手でそれだけで期待薄。
そして案の定というかツッコミドコロ満載で
その無理の積み重ねで成り立っている回。
結局、和合・・・八嶋智人が全部持って行きました。
前科者ばかりを受け入れていたら町の治安が不安。
前科者ばかりを受け入れていたら町のイメージダウン。
偏見といえばそれまでですが、でもそういうもの。
和合の話は正論ながらどうも説得力がないというか、
本心とは思えず。
ここまで壊れていた犯人って久しぶりじゃないかしら。
「15」初回に続き衣笠副総監(大杉漣)登場の他、
甲斐警察庁長官官房付(石坂浩二)、杜美彌子(仲間由紀恵)、
大河内春樹監察官(神保悟志)に四方田警視総監(永島敏行)。
内容が内容だけに警察関係者がずらり。
国奥署長の小宮孝泰は「1」の落語家役以来ですよね。
杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がそれぞれの役割を果たす分、
捜査一課のふたりももう少し活躍して欲しかった。
甲斐警察庁長官官房付は警察内部のパワーゲームの勝者らしい。
野心とプライドを併せ持つジャーナリスト・若月詠子役の伊藤歩、
不思議な透明感の藤井利佳子役・仁村紗和は
・・・住友生命「あの人の未来診断」の鶴の恩返しの彼女ですよね。
槙野真里男(平岡拓真)は普通に話す設定で構わない。
予想通りというか、脚本の不安は的中してしまった感はあります。
それでもレギュラー回に比べればまだマシだと思えるのは
ゲスト陣の出来が良かったから。
何より八嶋さん。
お見事でした。
「相棒 season 15」
第1話・第2話・第3話・第4話・第5話・第6話・第7話・第8話・第9話
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