「相棒 season 15」第9話
34年前の夜。
教師の想いと背負ってしまった嘘。
第9話『あとぴん~角田課長の告白』ネタバレです。
教師の想いと背負ってしまった嘘。
第9話『あとぴん~角田課長の告白』ネタバレです。
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第9話『あとぴん~角田課長の告白』
脚本:宮村優子 監督:橋本一
ゲスト:相島一之
産廃処理場で男性の遺体が発見される。
死因は鈍器で頭を殴打された際に転んで頭を打ったと思われる。
死亡推定時刻は昨夜9時から11時。
遺体の傍にはメモリーカードが抜き取られたデジタルカメラ。
期限切れの免許証から被害者は光田廣と思われる。
そんな中、角田課長が特命係を訪ねてくる。
青木が探していたと冠城をサイバーセキュリティー対策本部に追いやり、
杉下に角田が話し出したのは産廃場での事件。
光田は角田と中学時代同じ写真部だったと言う。
天文写真を撮るのが好きで"てんもん"と渾名されていた光田は
やがて写真部の顧問だった"あとぴん"こと小林晴彦の娘と結婚。
娘をもうけたが20年前に家族の元から姿を消し、
家出人として届出が出ていたという。
「なんで"テンモン"は死んだんだ。」
角田の言葉に杉下は産廃場に出向く。
聞き込み中の伊丹と芹沢と出くわした杉下は
現場近くの喫茶店に場所を移し近所の住民から詳しい話を聞く。
光田は産廃処理場で働いていたが現場監督の仁藤景雄から
暴力を振るわれていたと言う。
また仁藤が光田から金を受け取っていたことも目撃されていた。
住民たちが不法投棄を監視するためにカメラを向けると
光田は敵意でもある様に向かってきたとも。
青木は34年前の新聞のデータベースで
写真コンクールの大賞に光田の名前を見つける。
近所での工場火災と放心状態で立ち尽くす工場主を撮った写真は
実は保険金目当ての自演放火。
工場主は放火犯として逮捕され、妻はその後、自ら亡くなっていたが、
仁藤は工場主一家の息子。
結果として光田が大賞を取った写真が
仁藤の家族を破滅させるきっかけを作ったのだ。
伊丹たちの聴取を受ける仁藤の前に現れた角田は・・・。
仁藤景雄(相島一之)がストレートに犯人とは思えず、
雰囲気的には喫茶店のマスターがアヤシイかな?と思いつつも
それより何より気になったのが、
住民のカメラに殴りかかる勢いだった光田廣(樋渡真司)が
何故借金してまで封印していた撮影を再開したのか。
取調べ中の仁藤も光田を憎んでいるようにも見えず、
止めが光田の写真を手にホスピスに駆け込み、
小林(柴田次郎)の死を知った角田課長(山西惇)の言葉。
赤道儀が欲しかっただけ云々・・・日本語として意味が通じていない。
最後の最後、杉下(水谷豊)の言葉でやっと合点がいきました。
火事の真相に気付いて口止めした"あとぴん"。
ヤンチャした仁藤に"あとぴん"が走り回ったこと。
光田がナイフを義父に向けたこと。
光田が家を出たこと。
教え子を守るためとはいえふたりの少年が背負ってしまった罪。
・・・全て34年前の夜が始まりだった。
一方、"てんもん"の受賞作のフィルムで不正に気付いた写真部OB。
こん睡状態の"あとぴん"にしてあげられること。
そして仁藤の光田への償い・・・。
・・・こういう「相棒」もアリ。
角田課長が前面に出た分、冠城(反町隆史)の影が薄いですが。
それにしてもこの年になると・・・と課長に言わせながら、
杉下右京が相変わらずなのが不思議ではあるけれど、
・・・まあ、先週よりはマシ。
「相棒 season 15」
第1話・第2話・第3話・第4話・第5話・第6話・第7話・第8話
脚本:宮村優子 監督:橋本一
ゲスト:相島一之
産廃処理場で男性の遺体が発見される。
死因は鈍器で頭を殴打された際に転んで頭を打ったと思われる。
死亡推定時刻は昨夜9時から11時。
遺体の傍にはメモリーカードが抜き取られたデジタルカメラ。
期限切れの免許証から被害者は光田廣と思われる。
そんな中、角田課長が特命係を訪ねてくる。
青木が探していたと冠城をサイバーセキュリティー対策本部に追いやり、
杉下に角田が話し出したのは産廃場での事件。
光田は角田と中学時代同じ写真部だったと言う。
天文写真を撮るのが好きで"てんもん"と渾名されていた光田は
やがて写真部の顧問だった"あとぴん"こと小林晴彦の娘と結婚。
娘をもうけたが20年前に家族の元から姿を消し、
家出人として届出が出ていたという。
「なんで"テンモン"は死んだんだ。」
角田の言葉に杉下は産廃場に出向く。
聞き込み中の伊丹と芹沢と出くわした杉下は
現場近くの喫茶店に場所を移し近所の住民から詳しい話を聞く。
光田は産廃処理場で働いていたが現場監督の仁藤景雄から
暴力を振るわれていたと言う。
また仁藤が光田から金を受け取っていたことも目撃されていた。
住民たちが不法投棄を監視するためにカメラを向けると
光田は敵意でもある様に向かってきたとも。
青木は34年前の新聞のデータベースで
写真コンクールの大賞に光田の名前を見つける。
近所での工場火災と放心状態で立ち尽くす工場主を撮った写真は
実は保険金目当ての自演放火。
工場主は放火犯として逮捕され、妻はその後、自ら亡くなっていたが、
仁藤は工場主一家の息子。
結果として光田が大賞を取った写真が
仁藤の家族を破滅させるきっかけを作ったのだ。
伊丹たちの聴取を受ける仁藤の前に現れた角田は・・・。
仁藤景雄(相島一之)がストレートに犯人とは思えず、
雰囲気的には喫茶店のマスターがアヤシイかな?と思いつつも
それより何より気になったのが、
住民のカメラに殴りかかる勢いだった光田廣(樋渡真司)が
何故借金してまで封印していた撮影を再開したのか。
取調べ中の仁藤も光田を憎んでいるようにも見えず、
止めが光田の写真を手にホスピスに駆け込み、
小林(柴田次郎)の死を知った角田課長(山西惇)の言葉。
赤道儀が欲しかっただけ云々・・・日本語として意味が通じていない。
最後の最後、杉下(水谷豊)の言葉でやっと合点がいきました。
火事の真相に気付いて口止めした"あとぴん"。
ヤンチャした仁藤に"あとぴん"が走り回ったこと。
光田がナイフを義父に向けたこと。
光田が家を出たこと。
教え子を守るためとはいえふたりの少年が背負ってしまった罪。
・・・全て34年前の夜が始まりだった。
一方、"てんもん"の受賞作のフィルムで不正に気付いた写真部OB。
こん睡状態の"あとぴん"にしてあげられること。
そして仁藤の光田への償い・・・。
・・・こういう「相棒」もアリ。
角田課長が前面に出た分、冠城(反町隆史)の影が薄いですが。
それにしてもこの年になると・・・と課長に言わせながら、
杉下右京が相変わらずなのが不思議ではあるけれど、
・・・まあ、先週よりはマシ。
「相棒 season 15」
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