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「相棒 season 15」第5話

ピカソの幻の絵と水曜日の外出。
第5話『ブルーピカソ』ネタバレです。
ピカソ  ――巨匠の作品と生涯  Kadokawa Art Selection (角川文庫)ピカソ ――巨匠の作品と生涯 Kadokawa Art Selection (角川文庫)
岡村 多佳夫
角川グループパブリッシング
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忘れた頃にあるオークションの話。

第5話『ブルーピカソ』
脚本:坂上かつえ 監督:藤岡浩二郎
ゲスト:森尾由美 堀内正美


杉下が冠城と訪れていた絵画のオークション会場に
三上史郎の新作が出品される。
ところがその場に三上本人が現れオークションを拒否する騒動がおきる。
司会の磯田が三上をなだめ会場から連れ出され、
杉下たちはオークションの参加者から磯田はオークション会社の社長で
画家としての三上の育ての親だと聞かされる。
休憩を挟み、オークションは磯田の会社の社員の山本が続行する。
その夜、三上が自宅近くの歩道橋から転落死する。
杉下らがオークション会場にいたことを聞きつけた伊丹と芹沢に依ると
磯田と三上には確執の噂もあったらしい。
事件に興味を持った杉下は冠城と磯田の会社を訪れると、
磯田と山本が言い争う様子が目に入る。
若い社員に尋ねると"ブルーピカソ"の真贋鑑定で意見が対立しているという。
山本は本物だと主張し、磯田は贋作と言って譲らないと。
その絵は8年前に横須賀のバーを相続した筒井が遺品整理の際に発見。
横浜の古澤俊文の画廊に持ち込まれ、
未発見の"ブルーピカソ"ではないかと世界中が騒ぎになったが、
公式の鑑定の直前に贋作とすり替えられ行方不明になっていたもの。
山本が所有者の元に向かうと知った杉下は彼女に頼み込み、
冠城とともに中村沙織宅に同行する。


本物があって贋作にすりかえられたのではなく、
元々贋作の一点のみで取り替えたのはキャンバスを留める廟。
ただね・・・ピカソの青の時代は1901-1904年。
8年前と言っても100年以上は経っているわけです。
三上史郎(斉藤陽一郎)がどんなに贋作が上手くても
いくら古澤俊文(堀内正美)が舞い上がったとしても、
プロの画商が見破れないものでしょうかねぇ。

喫茶店のマスター役が小林尚臣だったので、
8年前の思い出話だけではないと思っていたのですが、
問題なのは彼ではなくコースターにデザインされたタロットカード。
三上の思いは古澤には届かなかった。
もちろん磯田(坂西良太)たちにも・・・。

古澤と山本貴和子(森尾由美)が旧知の老婦人を巻き込み、
一芝居うったということ。
それにしても三上をはじめ若い画家たちを援助しながら、
(保険には入っていたでしょうけれど)大枚の賠償金を払い、
それでも現在割りといい方のホームに入っている古澤さん。
画商ってお金になる・・・元々あったのね。

「相棒 season 15」
第1話第2話第3話第4話
第9巻 パブロ・ピカソ: レジェンド・ストーリー (時代を切り開いた世界の10人 第2期)第9巻 パブロ・ピカソ: レジェンド・ストーリー (時代を切り開いた世界の10人 第2期)
高木 まさき
学研教育出版
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テーマ : 相棒
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