「警視庁捜査一課9係 season11」第11話(最終話)
古本の献辞とハイビスカスの花粉。
資産家夫人の遺言書。
第11話(最終話)『殺人メッセージ』ネタバレです。
資産家夫人の遺言書。
第11話(最終話)『殺人メッセージ』ネタバレです。
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第11話『殺人メッセージ』
脚本:深沢正樹 監督:杉村六郎
ゲスト:北村総一郎 福崎峻介 田岡美也子 中西良太
神田川警視総監に呼び出された加納は古本の「ルルージュ事件」を渡される。
裏表紙には「日本の警察へ この国の冤罪はなくならない」と」という献辞。
加納は一週間前に田園調布で起きた資産家夫人の殺害事件を思い出す。
被害者の甥で遺産の相続人が逮捕され、捜査は終わったはずだった。
神田川に暗に再捜査を依頼された形だが、
"8係"が関わった事件だと躊躇う加納を見た神田川は
本を加納に渡したまま去って行く。
そんな中、ゴシップ雑誌・週刊スクラブ記者の田野倉が、
ボルダリングのオープンスペースで転落死する。
深夜に忍び込み転落したと思われたが
検死した早瀬川は亡くなったのはここではないと言う。
また髪にはハイビスカスの花粉が、右手にはコーヒーのしみがあった。
田野倉の部屋を調べる青柳と田口は
田園調布の資産家夫人殺害事件の資料を見つける。
新聞記事で逮捕された被害者の甥の写真を見た青柳は顔色を変える。
青柳は田口と逮捕された寺田に接見する。
かつて青柳が逮捕した寺田は竜丸会の元構成員だったが、
青柳の助けで更正、恋人と普通に暮らしていたと。
事件の日、叔母である安養寺千寿子に呼び出された寺田は
屋敷で殺された被害者を発見、
しかし誰も信じてくれないだろうと逃げ出してしまい、
それを目撃されて逮捕されたと言う。
加納は「ルルージュ事件」が読まれた形跡がない新品だったことから、
古本の献辞は古書店の店主と踏み、浅輪と沢木堂へ。
その後安養寺家を訪ねたふたりは弁護士の柴谷から、
被害者直筆の遺言状を見せられる。
財産は代議士の羽根田源介に譲るというものだった。
一方、田野倉の転落場所を探す小宮山と村瀬は、
ハイビスカスを手がかりに場所を特定。
ビルの屋上から見えるのは竜丸会の事務所であり、
コーヒー缶に入れられたメモリーには
羽根田代議士と竜丸会の組長・小池清次が会っている映像があり・・・。
安養寺邸の不自然な置物(苦笑)もさることながら
千寿子(田岡美也子)の弁護士・柴田が中西良太。
これで話は見えてしまう・・・キャスティングって難しい。
ややこしいようで話自体は割と単純。
加納(渡瀬恒彦)、浅輪(井ノ原快彦)、小宮山(羽田美智子)、
村瀬(津田寛治)、青柳(吹越満)、矢沢(田口浩正)と如何にも「9係」。
特に何故か今、言ったことを呟いて青柳に突っ込まれる村瀬。
青柳の言いたいことを先に言ってしまう村瀬と
脚本なのかアドリブなのかもう息ピッタリ。
脚本家によって出来不出来が・・・というのは(「9係」に限らず)いつものこと。
ただ、レビューの書き様に困って2度もパスした今期。
早乙女静香(野際陽子)というキャラは必要ですか?
中途半端にセミレギュラーにするよりも
今回の神田川警視総監(里見浩太朗)のように単発での出演の方が
アクセントにもキーパーソンにもなったと思うのです。
テコ入れするのならばむしろ早苗(畑野ひろ子)さんや福ちゃん、
そして妙子(遠藤久美子)を絡ませた方が"らしい"と思うんですけど。
「警視庁捜査一課9係 season 11」
第1話・第2話・第3話・第4話・第5話・第6話・第7話・第8話・第9話・第10話
脚本:深沢正樹 監督:杉村六郎
ゲスト:北村総一郎 福崎峻介 田岡美也子 中西良太
神田川警視総監に呼び出された加納は古本の「ルルージュ事件」を渡される。
裏表紙には「日本の警察へ この国の冤罪はなくならない」と」という献辞。
加納は一週間前に田園調布で起きた資産家夫人の殺害事件を思い出す。
被害者の甥で遺産の相続人が逮捕され、捜査は終わったはずだった。
神田川に暗に再捜査を依頼された形だが、
"8係"が関わった事件だと躊躇う加納を見た神田川は
本を加納に渡したまま去って行く。
そんな中、ゴシップ雑誌・週刊スクラブ記者の田野倉が、
ボルダリングのオープンスペースで転落死する。
深夜に忍び込み転落したと思われたが
検死した早瀬川は亡くなったのはここではないと言う。
また髪にはハイビスカスの花粉が、右手にはコーヒーのしみがあった。
田野倉の部屋を調べる青柳と田口は
田園調布の資産家夫人殺害事件の資料を見つける。
新聞記事で逮捕された被害者の甥の写真を見た青柳は顔色を変える。
青柳は田口と逮捕された寺田に接見する。
かつて青柳が逮捕した寺田は竜丸会の元構成員だったが、
青柳の助けで更正、恋人と普通に暮らしていたと。
事件の日、叔母である安養寺千寿子に呼び出された寺田は
屋敷で殺された被害者を発見、
しかし誰も信じてくれないだろうと逃げ出してしまい、
それを目撃されて逮捕されたと言う。
加納は「ルルージュ事件」が読まれた形跡がない新品だったことから、
古本の献辞は古書店の店主と踏み、浅輪と沢木堂へ。
その後安養寺家を訪ねたふたりは弁護士の柴谷から、
被害者直筆の遺言状を見せられる。
財産は代議士の羽根田源介に譲るというものだった。
一方、田野倉の転落場所を探す小宮山と村瀬は、
ハイビスカスを手がかりに場所を特定。
ビルの屋上から見えるのは竜丸会の事務所であり、
コーヒー缶に入れられたメモリーには
羽根田代議士と竜丸会の組長・小池清次が会っている映像があり・・・。
安養寺邸の不自然な置物(苦笑)もさることながら
千寿子(田岡美也子)の弁護士・柴田が中西良太。
これで話は見えてしまう・・・キャスティングって難しい。
ややこしいようで話自体は割と単純。
加納(渡瀬恒彦)、浅輪(井ノ原快彦)、小宮山(羽田美智子)、
村瀬(津田寛治)、青柳(吹越満)、矢沢(田口浩正)と如何にも「9係」。
特に何故か今、言ったことを呟いて青柳に突っ込まれる村瀬。
青柳の言いたいことを先に言ってしまう村瀬と
脚本なのかアドリブなのかもう息ピッタリ。
脚本家によって出来不出来が・・・というのは(「9係」に限らず)いつものこと。
ただ、レビューの書き様に困って2度もパスした今期。
早乙女静香(野際陽子)というキャラは必要ですか?
中途半端にセミレギュラーにするよりも
今回の神田川警視総監(里見浩太朗)のように単発での出演の方が
アクセントにもキーパーソンにもなったと思うのです。
テコ入れするのならばむしろ早苗(畑野ひろ子)さんや福ちゃん、
そして妙子(遠藤久美子)を絡ませた方が"らしい"と思うんですけど。
「警視庁捜査一課9係 season 11」
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