「世界初!犯人の視点から描くオリエント急行殺人事件 今夜完結!」
昭和8年2月。
豪華寝台列車「特急東洋」で実業家が殺された。
ネタバレです。
豪華寝台列車「特急東洋」で実業家が殺された。
ネタバレです。
![]() | オリエント急行の殺人 (創元推理文庫) アガサ・クリスティ 長沼弘毅 東京創元社 by G-Tools |
昭和3年。剛力陸軍大佐の幼い娘・聖子が誘拐され。
当初、身代金の支払を拒否した剛力大佐だったが、
能登陸軍大佐の進言により、身代金を犯人に受け渡す事にした。
ところが誘拐犯は身代金を受け取った後、聖子を殺害してしまった。
警察の捜査により笠原健二が逮捕され起訴されたものの、
証拠が情況証拠ばかりで決め手に欠けた為、無罪の判決が下ってしまう。
聖子の母で身重の曽根子は事件のショックで倒れ、胎児とともに死亡。
剛力大佐も失意の中、拳銃で自ら命を絶ってしまう。
事件当初犯人と疑われた剛力家の小間使いの三木小百合は
無実を主張して警察署内で抗議の死を選ぶ。
曽根子の名付け親である轟侯爵夫人、
曽根子の実母で元女優・淡島八千代でもある羽鳥典子、
安藤伯爵夫人であり曽根子の妹である浪子ら3人が中心となり、
聖子の家庭教師だった馬場舞子に笠原健二の殺害計画の相談を持ちかける。
もちろん原作既読。
・・・前夜があまりにナニで第2話も見るかどうかずいぶん迷ったのですが、
前夜よりはよっぽど見やすかったのはなぜかと言えば、
勝呂武尊(野村萬斎)の出番が少ないからなのね。
まあ、ポアロはみんなに愛されるなんてキャラではないのだけれど、
喪黒福造と熊倉一雄氏と小池朝雄氏と田中明夫氏+αのMIXの話し方に、
もう最後まで違和感だらけ。
・・・「あぐり」や「のぼうの城」の萬斎さんじゃいけなかったのかしら。
第2話は犯人側からの視点という群像劇。
羽鳥夫人(富司純子)と轟侯爵夫人(草笛光子)。
この大ベテランおふたりが纏う風格と存在感がもう圧倒的。
計画の中心にいる馬場舞子(松嶋菜々子)と能登陸軍大佐(沢村一樹)の
時を待つ(しかない)中での焦りと冷静さと緻密さ。
そして互いに対しての抑えた愛などこちらも素晴らしい。
引き換えビジュアルだけだったのが安藤伯爵夫人。
姉一家の復讐がなんだか楽しそうに見えちゃう始末。
轟侯爵夫人やお母様のような突き動かされる怒りや憤りなどが
まったく伝わってこなかった。
脚本が悪いのか演じ手の問題なのか・・・。
当初、身代金の支払を拒否した剛力大佐だったが、
能登陸軍大佐の進言により、身代金を犯人に受け渡す事にした。
ところが誘拐犯は身代金を受け取った後、聖子を殺害してしまった。
警察の捜査により笠原健二が逮捕され起訴されたものの、
証拠が情況証拠ばかりで決め手に欠けた為、無罪の判決が下ってしまう。
聖子の母で身重の曽根子は事件のショックで倒れ、胎児とともに死亡。
剛力大佐も失意の中、拳銃で自ら命を絶ってしまう。
事件当初犯人と疑われた剛力家の小間使いの三木小百合は
無実を主張して警察署内で抗議の死を選ぶ。
曽根子の名付け親である轟侯爵夫人、
曽根子の実母で元女優・淡島八千代でもある羽鳥典子、
安藤伯爵夫人であり曽根子の妹である浪子ら3人が中心となり、
聖子の家庭教師だった馬場舞子に笠原健二の殺害計画の相談を持ちかける。
もちろん原作既読。
・・・前夜があまりにナニで第2話も見るかどうかずいぶん迷ったのですが、
前夜よりはよっぽど見やすかったのはなぜかと言えば、
勝呂武尊(野村萬斎)の出番が少ないからなのね。
まあ、ポアロはみんなに愛されるなんてキャラではないのだけれど、
喪黒福造と熊倉一雄氏と小池朝雄氏と田中明夫氏+αのMIXの話し方に、
もう最後まで違和感だらけ。
・・・「あぐり」や「のぼうの城」の萬斎さんじゃいけなかったのかしら。
第2話は犯人側からの視点という群像劇。
羽鳥夫人(富司純子)と轟侯爵夫人(草笛光子)。
この大ベテランおふたりが纏う風格と存在感がもう圧倒的。
計画の中心にいる馬場舞子(松嶋菜々子)と能登陸軍大佐(沢村一樹)の
時を待つ(しかない)中での焦りと冷静さと緻密さ。
そして互いに対しての抑えた愛などこちらも素晴らしい。
引き換えビジュアルだけだったのが安藤伯爵夫人。
姉一家の復讐がなんだか楽しそうに見えちゃう始末。
轟侯爵夫人やお母様のような突き動かされる怒りや憤りなどが
まったく伝わってこなかった。
脚本が悪いのか演じ手の問題なのか・・・。
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