「江~姫たちの戦国~」第二十八話
関白秀次事件。
第二十八話『秀忠に嫁げ』ネタバレです。
第二十八話『秀忠に嫁げ』ネタバレです。
![]() | NHK大河ドラマ オリジナル・サウンドトラック「江~姫たちの戦国~」 吉俣良 ポニーキャニオン 2011-02-16 by G-Tools |
・・・一応見てはいるのです。
ただ文句やら何やら書き並べるのもうんざりするのですが、
北村有起哉が好演だったので。
そう今回は秀次事件です。
江なんてどうでも良いのです。
秀次は秀吉に排除されるのではないかと恐れて
酒とタカ狩りで気を紛らす。
その秀吉は新たに伏見に城を築き、淀とお拾を迎え入れた。
家康は秀忠を伴いご機嫌伺いを装って聚楽第に訪れる。
秀吉に淀と拾を託された三成は
秀次に謀反の企てありとし・・・。
秀吉(岸谷五朗) の立身出世によって
彼の一族の運命は大きく変わっていきましたが、
秀次(北村有起哉)の人生はある意味その象徴でしょうねぇ。
亡くなった弟とそんなに仲が良かったのかはともかくとして。
(実際は知りませんが)おおらかな弟に対して、
どちらかといえば学者肌の秀次。
関白の地位であってもある程度の教養と知識がなければ
朝廷や公家たちに相手にされなかったでしょう。
政治力はともかく内面的には秀吉よりも
よほど関白に相応しい知識人だったようにも思えます。
・・・もっとも秀吉は教養の無さを財力で補っていたわけですし、
当時の公家たちも背に腹は代えられなかったでしょうけれど。
それもお拾が生まれてからは一転。
秀次は梯子を外され引き摺り下ろされ・・・。
高野山に追放された理由は諸説あるようですが、
秀吉に切腹を命じられたのは事実。
時にエキセントリックで時に無邪気で
時に飄々としていた秀次が
すべてを諦め運命を受け入れ、
"自分が居られる場所"に行くと・・・。
痛々しさ、残酷さにやり切れませんでした。
・・・大体、一度出家した人間に切腹を要求してその首を晒し、
妻妾や子どもたち、侍女なども六条河原で処刑。
秀吉は間違いなく正気を失っているのでしょう。
"たら""れば"は詮無いことですがでも秀長が存命ならば
こんなことにはならなかったはず。
脚本家は徹底して秀吉と三成(萩原聖人)を悪に描くようです。
この時に秀吉の不興を買った大名たちが
後の関が原では東軍に組するわけですが。
「江~姫たちの戦国~」この他のエントリーです。
第一話・第二話・第三話・第四話・第五話・第六話・第七話・第八話・・第九話・第十話
・第十一話・第十二話・第十三話・第十四話・第十五話・第十六話・第十七話・第十八話
・第十九話・第二十話・第二十一話・第二十二話~第二十七話
ただ文句やら何やら書き並べるのもうんざりするのですが、
北村有起哉が好演だったので。
そう今回は秀次事件です。
江なんてどうでも良いのです。
秀次は秀吉に排除されるのではないかと恐れて
酒とタカ狩りで気を紛らす。
その秀吉は新たに伏見に城を築き、淀とお拾を迎え入れた。
家康は秀忠を伴いご機嫌伺いを装って聚楽第に訪れる。
秀吉に淀と拾を託された三成は
秀次に謀反の企てありとし・・・。
秀吉(岸谷五朗) の立身出世によって
彼の一族の運命は大きく変わっていきましたが、
秀次(北村有起哉)の人生はある意味その象徴でしょうねぇ。
亡くなった弟とそんなに仲が良かったのかはともかくとして。
(実際は知りませんが)おおらかな弟に対して、
どちらかといえば学者肌の秀次。
関白の地位であってもある程度の教養と知識がなければ
朝廷や公家たちに相手にされなかったでしょう。
政治力はともかく内面的には秀吉よりも
よほど関白に相応しい知識人だったようにも思えます。
・・・もっとも秀吉は教養の無さを財力で補っていたわけですし、
当時の公家たちも背に腹は代えられなかったでしょうけれど。
それもお拾が生まれてからは一転。
秀次は梯子を外され引き摺り下ろされ・・・。
高野山に追放された理由は諸説あるようですが、
秀吉に切腹を命じられたのは事実。
時にエキセントリックで時に無邪気で
時に飄々としていた秀次が
すべてを諦め運命を受け入れ、
"自分が居られる場所"に行くと・・・。
痛々しさ、残酷さにやり切れませんでした。
・・・大体、一度出家した人間に切腹を要求してその首を晒し、
妻妾や子どもたち、侍女なども六条河原で処刑。
秀吉は間違いなく正気を失っているのでしょう。
"たら""れば"は詮無いことですがでも秀長が存命ならば
こんなことにはならなかったはず。
脚本家は徹底して秀吉と三成(萩原聖人)を悪に描くようです。
この時に秀吉の不興を買った大名たちが
後の関が原では東軍に組するわけですが。
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第一話・第二話・第三話・第四話・第五話・第六話・第七話・第八話・・第九話・
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