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「江~姫たちの戦国~」第二十話

月明かりの下で。
第二十話『茶々の恋』ネタバレです。
お江旅―大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の魅力をたずねて 浅井三姉妹姫たちゆかりの地への (CARTOP MOOK 歴史群像紀行シリーズ 4)お江旅―大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の魅力をたずねて 浅井三姉妹姫たちゆかりの地への (CARTOP MOOK 歴史群像紀行シリーズ 4)
交通タイムス社 2010-11-24
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今回、良かったですよ。

京極高次に嫁いだ初から毎日のように江に届く。
幸せを伝える手紙に呆れながらも江は
若い側室の傍にいた秀吉を平手打ちした後、
ひとり泣き崩れた茶々の様子が気掛かりだった。
江は龍子に相談すると茶々の悋気だと言われ反発する。
次に江は利休の元に行くが、
茶々秀吉への思いが芽生えたと指摘され、
江は茶室を去る。


聚楽第から戻った秀吉に呼ばれた茶々(宮沢りえ)が
秀吉(岸谷五朗)をまっすぐと見つめる視線の強さ。
その秀吉が決めた茶々と公家の名門との縁談。
"お茶々様には幸せになって頂きたい。
両親を殺めたせめてもの償いとして。"

月夜の下で茶々が思い出す秀吉との時間。
貧しい生い立ちと老いの不安を茶々には隠さない秀吉。
父と母の仇・・・その秀吉への想いに揺れ苦しむ茶々。
その秀吉が現れ・・・。

そしてまた"秀吉の病気"、
本人は真剣そのもの、
でも主家筋の忘れ形見に恐れ多い・・・。
面食らっていた北政所(大竹しのぶ)が、
茶々もまた本気であることに気付き、不安を隠さない。

何度も宮沢りえが良いと書いていますが、
今回は岸谷五朗も大竹しのぶも素晴らしかったです。

ただ・・・主役が・・・ね。
元々相手の立場になってというキャラでない主役が、
茶々の秀吉平手打ち事件を言いふらすだけの役回り。
以前にも書きましたが、
今を大阪夏の陣の前くらいに設定して、
江(上野樹里)の回想としていたら良かったんじゃないかと。
私の知らないところで茶々と秀吉の心は通じ合っていた。
そしてその茶々・・・淀殿は今は敵方となって・・・で
いいんじゃないかと。

せっかくの恋物語が・・・もったいない。

「江~姫たちの戦国~」この他のエントリーです。
第一話第二話・第三話第四話第五話第六話第七話第八話・第九話第十話
第十一話第十二話第十三話第十四話第十五話第十六話第十七話第十八話
第十九話
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*コメント:

どうしても、物語の中心にいたいのね(~_~;)
過去に私が読んだどの小説でも、淀殿が秀吉の側室になった頃は、
姉妹はすでに嫁いでいて誰も淀殿の側にはいませんでしたが。。。
いさせたいんですよね、この作者は^^;
私的には今回のラブストーリーは、ちょっと見るに耐えられなかったです(~_~;)
そして、今度は主人公の恋バナよね~。。。
いつまで続くんだろ。。。

過去に私が読んだどの小説でも、淀殿が秀吉の側室になった頃は、
姉妹はすでに嫁いでいて誰も淀殿の側にはいませんでしたが。。。
江が羽柴秀勝へ嫁いだのは史実では1586(天正14)年とか、
1592年(文禄元)年とかなんですよね。
後者なら秀吉の側室になっている茶々の傍に末娘はいたことになります。
繰り返しますが私は今回、そんなに悪くはなかったと思います。
まあ、宮沢りえの力に依るところが大きいですし、
主人公はお休みさせた方が良かったとは思いますが
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