「相棒 season 5」第19話

自らの作品を上映中の映画館で殺害された往年の名映画監督。
青春時代の輝きと老いてからの夢。
第19話『殺人シネマ』ネタバレです。
相棒 season 5 DVD-BOX II(6枚組)相棒 season 5 DVD-BOX II(6枚組)
水谷豊 寺脇康文 鈴木砂羽 高樹沙耶
ワーナー・ホーム・ビデオ
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見る世代を選ぶ話だと思います。
10代20代なら(30代も?)ピンとこない話なんじゃないでしょうか?
特に犯行の動機が・・・。

第19話『殺人シネマ』
脚本:岩下悠子 監督:橋本一
ゲスト:星由里子 松本留美 森山周一郎


昔ながらの映画館で上映されているのは「海峡の虹」という古い映画。
「見て!虹!」
「明日はきっと晴れる!」
ヒロインはそう言って恋人に背を向けひとり並木道を去っていく。
振り返らずに・・・。

『終』マークで灯りがついた館内。
観客が席を立つ中でまだ座っていたのは
右京さん(水谷豊)とたまきさん(高樹沙耶)。

「落ち着きましたか?」
涙を拭うたまきに声をかける右京さん。
「不思議ですね。もう10回も見ているのに。」
「12回ですねぇ。」
すかさず言うのが何とも右京さんらしいのですが、
つまり右京さんも12回見ているわけで。
・・・微笑ましくて何だかいいですね。
元夫婦でも現夫婦でもこういう関係は。

・・・と思うのは私だけではなかったようで、
薫(寺脇康文)も角田課長(山西惇)も。
ほら、米沢(六角精児)も。
「別れた奥様とデートとは羨ましい限りです。
あやかりたいものです。」
「(被害者が)妻に捨てられて酒に溺れるあたり私の共感をそそる・・・。」
米沢氏には実感と哀愁が漂います(哀)。

「海峡の虹」上映中の客席で殺された老人。
第一発見者は杉下右京!

捜査一課&薫到着。
「ウロチョロしないでもらえますかねぇ、警部殿!」
本当に迷惑そうなイタミン伊丹(川原和久)に対して、
"何分第一発見者なものですから。"と右京さん・・・ごもっとも。
"第一発見者の部下なものですから。"と薫は何故か勝ち誇った表情(苦笑)。
"先輩!"とイタミンに報告に来た芹沢(山中崇史)が
特命係を見て思わず身体を引いているし(苦笑)。

ここで被害者が「海峡の虹」の監督の織原(森山周一郎)と判明。
織原は昼間から酔って映画館に来ていたと話す支配人・江守(石井洋祐)。
上映中に怪しい人の出入りは見なかったが、
トイレの掃除中の時のことはわからない、
そう答える清掃係ののぶ子(松本留美)。

のぶ子に話を聞く時に右京は"清掃のお仕事をしていらっしゃる"と
言ったことにちょっと感動しました。
どんな仕事をする人にも敬意を持って接することが出来る。
・・・簡単そうで難しいことですよね。

織原は自分の作品のDVD化を頑なに拒否していたことで
イタミンたちの疑いはビデオ会社の海老名(鈴木リョウジ)に。
"監督の作品を見たことのない人にはこれ以上話したくない"と言う海老名に
手こずるイタミン&芹沢。
三浦(大谷亮介)なら見ていたかも・・・と特命課登場。
12回見ている右京さんの「海峡の虹」評に感動した海老名は
右京だけを別室にご案内 イラッシャイ(o´-`)o マセェ(m_ _)m
捜査一課はもちろん薫までドアの外(笑)。
ブラインドの向こうで窓に張り付いている。

個人的には映画はスクリーンで見るのが一番だとは思いますが、
でもスクリーンで見そびれることもあるし、
正直な話、これならDVDでも良かった・・・と思う映画もある。
地理的、物理的に出かけられない人にはDVDは嬉しい存在。
とは言え、織原も海老名も映画を大事に思っていることは同じ。
・・・そして右京も。

結婚後引退した「海峡の虹」主演女優・島加代子(星由里子)。
マスコミの前から姿を消しインタビュー嫌いで知られる彼女が
織原の件でワイドショーのインタビューに答えている。
いつかはこうなるのではないかと、織原は憎まれていたと。
そのニュースを『花の里』で見ている特命+たまき+美和子(鈴木砂羽)。
その薫は映画館で事情を聞いた老夫婦から
映画館に加代子を目撃したと聞かされる。

早速加代子を訪ね表札の『神谷』に首を傾げる薫に
得意気に説明する右京(笑)。
加代子の事務所では本名をアルファベットにして
並べ替えて芸名にするのが流行っていたらしい。
『KAMIYA SHOKO』⇒『SHIMA KAYOKO』

警察手帳を見せる右京さんが何だかウキウキしていたのは
気のせいでしょうか(笑)。

加代子は事件当日は自宅にいて映画館には行っていないと言う。
織原に会ったのも半年前が最後。
そして亡くなった織原の表情を尋ねる加代子が
穏やかだったと聞かされてほっとした表情を浮かべているのを
右京と薫は見つめている。

支配人に加代子が来ていなかったことを確かめる特命課。
"剥がしたポスターどうします?"と言うのぶ子に
僕が頂いてもいいでしょうか?と言いそうだった右京さん(笑)。

以前織原の下で働いていた人を訪ねて特命係は映画の撮影所へ。
あのセーラー服の少女のアクションは一体なんでしょう?(爆)
織原監督に恨みを抱いていた人を聞かれたふたりは喋る喋る・・・。
「海峡の虹」で加代子の生徒役だった若手女優が
監督の織原にひどく叱られ、ストレスで身体を壊したと聞かされる。
呼び名は"絹ちゃん"・・・懐かしそうな話しぶりのふたり。

テレビの前に仁王立ちなのは内村部長(片桐竜次)。
「変わらんなぁ(。・・。)」
「40年経っても変わらず美しい(*・・*)」
加代子が犯人だったら・・・と心配する部長(笑)。

再び加代子を訪ね"絹ちゃん"について質問する右京に
大部屋女優など覚えていないと語気を荒げ
自宅へと入ってしまう加代子。
織原が言っていたことを居合わせた海老名に聞かされる右京たち。

映画館に絹ちゃんこと青葉絹子を訪ねる右京と薫。
『AOBA KINUKO』⇒『AKAI NOBUKO』・・・『赤井のぶ子』。

"自分の映画を見ながら映画館で人生を終えたい"。
監督の最後の夢を叶えるために。
その時スクリーンには先生(島加代子)と生徒(絹子)。
そして監督とナイフを刺したのぶ子。
スクリーンの中の生徒は先生と、
映画館ののぶ子は織原と・・・抱き合いながら泣いている。

そして、映写室でその様子を見てしまった支配人と加代子。
トイレで袖口の血を洗おうとするのぶ子を
やってきた加代子が抱きしめる・・・泣きながら。

映画の上映前、館内の入り口のベンチに織原は座っている。
この夫婦(!)は何度も「海峡の虹」を見ている口ぶり。
「私の先生のような映画なんです。
何度見ても私を励ましてくれるんです。」
和服の女性に対してスーツ姿の男性が答えている。
「僕はこの映画を見るといつも思うんです。
人生とは生きるに値する素晴らしいものだと。」
・・・ふたりが館内に入って行った後、
ベンチで織原は泣いている。

・・・最初に会った時の制服でのぶ子の犯行と見破っていた右京さん。

突然「海峡の虹」を見たいと言い出した薫の言葉に
薫を見つめ支配人、加代子と視線を動かす右京は
のぶ子に"あなたもご一緒にいかがですか?"

『私利私欲の犯行ではない、自首なら有利になる。』
右京の言葉に驚く支配人と加代子。
その頃映画館にはお花を供えて手を合わせる撮影所のふたり。

そして「海峡の虹」のエンドロールは・・・あら素敵♪

中園(小野了)が特命課に対してヤンヤと言うのを制した内村部長。
「虹が出てるなぁ。」
「は?見あたりませんが。」
「明日は晴れだ。」

映画のラストと同じ並木道を歩く右京と薫。
加代子が演じた先生が一人で歩く道を並んで歩いていくのであります。
『終』(^^)//゙゙゙パチパチ
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