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「八重の桜」第二十七話

猛き心。
第二十七話『包囲網を突破せよ』ネタバレです。
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慶応四年八月二十三日。
新政府軍は会津城下に侵入。
八重は山川健次郎から日新館が燃えていると報告を受ける。
驚くまもなく八重の前に古川春英が現れる。
日新館は敵に奪われぬように焼き払い、動ける者たちだけが城内に。
重傷者たちは自害したと言う。
最新の兵器を携えた新政府軍は続々と会津に集結。
照姫が城を出たという噂に城外に出た中野竹子らの薙刀隊は
萱野権兵衛に頼み薙刀で新政府軍に戦いを挑むが、
竹子は銃弾で倒れる。


"鉄砲は人の命を奪う。
仲間を助けるために鉄砲撃ってたけど敵にも命があって家族がいて"
とか何とか。
先週の予告で八重(綾瀬はるか)が言っていませんでしたっけ?

前回の白虎隊&西郷家の女性たちに続き、史実とはいえ悲惨悲惨。
ただ、一番驚いたのは日新館が焼かれたくだり。
敵に奪われぬよう焼き払ったのはともかくとして、
動けない者たちは自害した・・・とあっさり言う古川春英(小市慢太郎)。
動ける者を助けるために多少の犠牲は・・・と言うこと?

現代の感覚だと判っていはいるけれど、でもあまり命が軽い。
もちろん、今まで丁寧過ぎるくらいに描かれてきた諸事情で
会津の事情も苦悩も"朝敵"にされてしまった怒りや憤りも判るけれど。
鶴ヶ城内に入る時に足手まといになるからと、
幼子や老人を手に掛けた例はいくつもあると言う。
沖縄戦では泣き声で防空壕が見つかるからと
赤ちゃんが殺されたと読んだ記憶がある。

命が軽い。

母と妹が中野竹子(黒木メイサ)の首を切ろうとして髪が邪魔で切れず、
やむなくそのまま・・・まあ、これも諸説あるらしい。
でも戦場での竹子のいでたちは目立ちすぎじゃないでしょうか。

神保家に嫁ぎ、夫婦らしい時もあまりないままに、
神保修理(斎藤工)は都に行き帰っては来なかった。
神保雪(芦名星)の綱を切り脇差を渡した人が
"三途の川を渡るときは名乗れよ"と声をかけその場を去ったその情が救い。

新政府軍の目を欺くため彼岸獅子を先頭に立てた山川大蔵(玉山鉄二)隊。
入場後に大蔵は登勢(白羽ゆり)を抱きしめて・・・フラグ立ってます?
焼玉押さえは来週?

・・・史実だけれど、でも命が軽い。
あまりに悲劇続きで月曜のテンションに影響するわぁ。

「八重の桜」この他の回です。
第一話第二話第三話第四話第五話第六話第七話第八話第九話
第十話第十一話第十二話第十三話第十四話~第二十五話第二十六話
ひめゆりの塔 (講談社文庫)ひめゆりの塔 (講談社文庫)
石野 径一郎
講談社
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テーマ : 大河ドラマ 八重の桜
ジャンル : テレビ・ラジオ

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