「八重の桜」第九話

気取られぬ様に粛々と御所に。
第九話『八月の動乱』ネタバレです。
河合敦先生と行く 歴史がよくわかる京都の本 (単行本)河合敦先生と行く 歴史がよくわかる京都の本 (単行本)
河合 敦
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3月2日午後から北海道、特にオホーツク管内や道東は暴風雪に襲われました。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

山本覚馬は洋学所を作りたいと秋月悌次郎に打ち明ける。
その秋月に薩摩から密使が送られ覚馬も話を聞く。
倒幕を企む長州を都から排除する企てに会津も協力するよう求められ、
松平容保は薩摩と結ぶことを決意。
孝明天皇もこの動きに応じ、容保へ長州および三条実美ら排除の勅書を送り、
1863(文久3)年、八月十八日の政変が起こる。
容保らは天皇から感謝状と和歌を贈られ、会津の忠心が届いたことに感動する。
国入りした照姫が道場に現れ、八重らの薙刀の稽古を観覧、
真心のこもった言葉に感激した八重は
母や義姉に照姫に仕えてみたいと口にする。
照姫の右筆役として八重の名が最有力候補として挙げられる。


歴史に疎い私にとって幕末の知識はゼロに近く、
八月十八日の政変という事柄は「龍馬伝」で初めて知ったような次第。
ただ「龍馬伝」は当然ながら土佐側の視点。
八月十八日の政変が描かれた第二十一話の軸は武市半平太であり、
武市は土佐で捕らえられ・・・。

天皇の神武天皇陵参拝、攘夷親征という大和行幸。
担ぎ出されようとしている孝明天皇(市川染五郎)が
"大和行幸には会津と一緒に"と言うのは不安の裏返しでありSOS。
一方、"10年先100年先のことを考える"
勝(生瀬勝久)の言葉に覚馬(西島秀俊)が考えた洋学所。
蘭学所ではなく洋学所。
会津藩士に限らず広く他藩の者にも。
そんなところへ訪ねて来た薩摩藩士の高崎某。
大和行幸は主上の本意ではなく御所から担ぎ出して拉致し、
箱根あたりで倒幕の兵を挙げさせると。
都に火を放ち・・・思わず声を荒げる覚馬。
覚馬と秋月(北村有起哉)の注進を受けた松平容保(綾野剛)は
帝の勅を得るためにふたりを中川宮(小須田康人)の元に。
在京の会津藩士千人と二日前に帰国の途に付いた藩士たちも呼び戻し。
八月十五日午前零時、例の御衣を陣羽織に仕立てた姿で容保参内。

そして八月十八日の政変。
三条実美(篠井英介)ら攘夷派公卿の参内禁止、
長州藩の御門警護解任が決定された。
押しかけてきた長州軍は終日会津と睨み合いながらも撤退。
これを見た容保は藩士たちの元に足を運び労う。
三条ら公家たちは徒歩で長州に逃亡、
朝廷の実権は公武合体派が握ることになる。

・・・このあたり授業で習った記憶が全くない(=_=;

主上の全幅の信頼を勝ち得た容保様と会津藩士は
ご宸翰(ごしんかん/天皇直筆の手紙)と
御製(ぎょせい/天皇の和歌)を下賜された。
家老の横山主税(国広富之)が宸翰と御製の朗読が主上の声と姿とシンクロ。
現代語訳で御製の意味の重大さが視聴者にも伝わってくる。

 たやすからざる世に武士(もののふ)の忠誠の心を喜びてよめる
和(やわ)らくも武きこころも相生の松の落ち葉のあらす栄ん


容保が藩士たちが感激して涙する、声を詰まらせる。

時が経って明治26年、
松平容保が亡くなった時、
遺族が容保が終生肌身離さなかった小さな竹筒を開けると、
そこにはこのご宸翰と御製が入っていたそうです。

照姫(稲森いずみ)の右筆が八重(綾瀬はるか)になろうと
時尾(貫地谷しほり)になろうとやはり主役は京都側。
ただ照姫と八重の顔合わせで終わらなかったのは、
照姫の言葉の端々から伝わるその人柄。
西郷頼母(西田敏行)の妻・千恵(宮崎美子)初登場。

しかし会津戦争までがここまで丁寧に描かれるとは。

「八重の桜」この他の回です。
第一話第二話第三話第四話第五話第六話第七話第八話
NHK大河ドラマ「八重の桜」オリジナル・サウンドトラック INHK大河ドラマ「八重の桜」オリジナル・サウンドトラック I
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