「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」第11話
謎が解けていく。
第11話『自分が正しいと思った時から、すべての間違いが始まるのだ』ネタバレです。
第11話『自分が正しいと思った時から、すべての間違いが始まるのだ』ネタバレです。
![]() | マメシバ一郎 フーテンの芝二郎 (竹書房映画文庫) 永森裕二 麻日珱 竹書房 by G-Tools |
北海道での放送は12月21日。
二郎が仁政の後を着けて行くとそこは借金の肩に取られた芝家。
庭木の水遣りをする仁成の様子を伺っていた二郎だったが、
一郎が腕の中から飛び出し仁政に走り寄ってしまい見つかってしまう。
売り家だから期間限定で借りているのだと言い張る仁政は、
二郎が警察に行こうと言ってもしらばくれるばかり。
堂々巡りのやり取りの中に現れたのは
オークションで一郎に50万円払ったという女性だった。
家に招き入れられた二郎はふたりから衝撃的な事実を告げられる。
仁政(野間口徹)を着けて行った先は芝家。
プラスオークション詐欺の被害者・椎名(さいとうみき)の出現。
どうぞと招き入れられた我が家で
二郎(佐藤二朗)が聞いた事実は、
「我々は夫婦なんです。」
「芝鞠子さん、あなたのお母様に雇われています。」
夫婦は地元での商売が潰れてしまい、今は占有屋。
占有屋・・・こういう仕事があるのを『理由』で初めて知りました。
2003年8月の民法改正により占有屋が居座る根拠は無くなったそうですが、
⇒ウィキペディア。
この家に来た夫婦は鞠子(藤田弓子)さんに声を掛けられたのだそうです。
「二郎ちゃんを苛めて。
精神的に追い込んでほしいの。」
「例えば最初の内はちやほやしといて急に突き放すとか。
信じてた者に裏切られるとか。」
不思議がる夫婦に鞠子さんが書いたのが二郎の精神的成長グラフ。
35歳から急上昇するのは犬を飼い始めたからだと。
犬って凄いなぁと感心する夫婦。
「ここいら辺で悪人が登場しないと人生のバランスが狂っちゃうでしょ。」
この摩訶不思議な話を面白そうだと引き受けた夫婦。
ちなみに鞠子さんに会ったのはこの時だけ。
そうこうしているうちに夫婦の会話が増えていく。
今日はこうだった。
今度はこうしてみようか。
「鞠子さんは芝さんを鍛えるふりをして、
私たちを真っ当な道に引き戻そうとしているんじゃないかって。」
「笑うって大事なんだなって思いました。」
「芝さんで良かった。
ありがとうございました。」
・・・でもマコちゃんの話も全部フィクションだったわけで、
この嘘はちょっとイタダケナイなぁと。
ところで夫婦にこの家を占有するように言ったのは権藤(ダンカン)。
だとすると・・・カネゴンも母の仲間に違いないと確信する二郎。
次第を聞かされ鞠子おばさんも相変わらずと言いながら、
べーちゃん(高橋洋)は二郎の引きこもりの部屋の後始末。
鞠子さんの言うとおり、二郎の周りは本当に良い人ばかり。
職場復帰した二郎を手招きするパグ犬を買った女子高生・ノゾミ。
知らんぷりしていると彼女はいなくなり店の外にパグ犬が・・・。
店長に言ってマスコット犬に・・・。
ため息混じりに言うまちこさん(南沢奈央)が見つけたメモには
"一郎と一緒に飼ってください"とのこと。
これも母の罠と信じて疑わない二郎はパグを抱えノゾミの家に。
立派なお宅、でも庭が荒れている、何よりパグが唸る・・・。。
近所の人はパグは逃げたと聞いていたこと、
また毎日夫婦喧嘩をしていると言う話。
家から出てきた女子高生・ノゾミに公園に連れて行かれ・・・。
彼女の話を疑い続ける二郎もようやく事情が飲み込めていく。
心を閉ざして他の犬と遊びたがらないパグが一郎にだけは寄って行った。
だから一郎と一緒に飼ってほしいと言うノゾミ。
名前をつけたら離れにくくなるって。
二郎ちゃんはパグを連れて帰っていく。
そして「あしたのために その拾」は母への抗議ビデオレター。
"ところで犬が一匹増えました。
名前はまだない。
だからあなたに関わってする暇はナッシング!!!
さようなら。"
・・・それにしても雄大なミッション。
まあ、「幼獣マメシバ」は自分の部屋から半径3キロ以内で生活していた二郎を
外の世界に連れ出そうとあんなことをした鞠子さんですからして、
・・・それにしても大掛かり。
それも二郎さえ成長してくれればいいのではなく、
まちこさん絡みでカネゴン?そして仁政夫妻?
・・・鞠子さんはどういう人脈を持っているのかしら。
そして二郎の視線は外へ、そして人へ。
「君はそれでいいのかね。
君さ、この子を家から逃がしても、
君自身が逃げ続けてたら何も変わらんと思うがね。」
・・・二郎がこういうことを言えるようになったのだから。
一応、鞠子さんのミッションは成功なのでしょう。
二郎が人と向き合えるようになったのだから。
自分の人生と向き合えるようになったのだから。
「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」この他の回です。
第1話・第2話・第3話・第4話・第5話・第6話・第7話・第8話・第9話・第10話
二郎が仁政の後を着けて行くとそこは借金の肩に取られた芝家。
庭木の水遣りをする仁成の様子を伺っていた二郎だったが、
一郎が腕の中から飛び出し仁政に走り寄ってしまい見つかってしまう。
売り家だから期間限定で借りているのだと言い張る仁政は、
二郎が警察に行こうと言ってもしらばくれるばかり。
堂々巡りのやり取りの中に現れたのは
オークションで一郎に50万円払ったという女性だった。
家に招き入れられた二郎はふたりから衝撃的な事実を告げられる。
仁政(野間口徹)を着けて行った先は芝家。
プラスオークション詐欺の被害者・椎名(さいとうみき)の出現。
どうぞと招き入れられた我が家で
二郎(佐藤二朗)が聞いた事実は、
「我々は夫婦なんです。」
「芝鞠子さん、あなたのお母様に雇われています。」
夫婦は地元での商売が潰れてしまい、今は占有屋。
占有屋・・・こういう仕事があるのを『理由』で初めて知りました。
2003年8月の民法改正により占有屋が居座る根拠は無くなったそうですが、
⇒ウィキペディア。
この家に来た夫婦は鞠子(藤田弓子)さんに声を掛けられたのだそうです。
「二郎ちゃんを苛めて。
精神的に追い込んでほしいの。」
「例えば最初の内はちやほやしといて急に突き放すとか。
信じてた者に裏切られるとか。」
不思議がる夫婦に鞠子さんが書いたのが二郎の精神的成長グラフ。
35歳から急上昇するのは犬を飼い始めたからだと。
犬って凄いなぁと感心する夫婦。
「ここいら辺で悪人が登場しないと人生のバランスが狂っちゃうでしょ。」
この摩訶不思議な話を面白そうだと引き受けた夫婦。
ちなみに鞠子さんに会ったのはこの時だけ。
そうこうしているうちに夫婦の会話が増えていく。
今日はこうだった。
今度はこうしてみようか。
「鞠子さんは芝さんを鍛えるふりをして、
私たちを真っ当な道に引き戻そうとしているんじゃないかって。」
「笑うって大事なんだなって思いました。」
「芝さんで良かった。
ありがとうございました。」
・・・でもマコちゃんの話も全部フィクションだったわけで、
この嘘はちょっとイタダケナイなぁと。
ところで夫婦にこの家を占有するように言ったのは権藤(ダンカン)。
だとすると・・・カネゴンも母の仲間に違いないと確信する二郎。
次第を聞かされ鞠子おばさんも相変わらずと言いながら、
べーちゃん(高橋洋)は二郎の引きこもりの部屋の後始末。
鞠子さんの言うとおり、二郎の周りは本当に良い人ばかり。
職場復帰した二郎を手招きするパグ犬を買った女子高生・ノゾミ。
知らんぷりしていると彼女はいなくなり店の外にパグ犬が・・・。
店長に言ってマスコット犬に・・・。
ため息混じりに言うまちこさん(南沢奈央)が見つけたメモには
"一郎と一緒に飼ってください"とのこと。
これも母の罠と信じて疑わない二郎はパグを抱えノゾミの家に。
立派なお宅、でも庭が荒れている、何よりパグが唸る・・・。。
近所の人はパグは逃げたと聞いていたこと、
また毎日夫婦喧嘩をしていると言う話。
家から出てきた女子高生・ノゾミに公園に連れて行かれ・・・。
彼女の話を疑い続ける二郎もようやく事情が飲み込めていく。
心を閉ざして他の犬と遊びたがらないパグが一郎にだけは寄って行った。
だから一郎と一緒に飼ってほしいと言うノゾミ。
名前をつけたら離れにくくなるって。
二郎ちゃんはパグを連れて帰っていく。
そして「あしたのために その拾」は母への抗議ビデオレター。
"ところで犬が一匹増えました。
名前はまだない。
だからあなたに関わってする暇はナッシング!!!
さようなら。"
・・・それにしても雄大なミッション。
まあ、「幼獣マメシバ」は自分の部屋から半径3キロ以内で生活していた二郎を
外の世界に連れ出そうとあんなことをした鞠子さんですからして、
・・・それにしても大掛かり。
それも二郎さえ成長してくれればいいのではなく、
まちこさん絡みでカネゴン?そして仁政夫妻?
・・・鞠子さんはどういう人脈を持っているのかしら。
そして二郎の視線は外へ、そして人へ。
「君はそれでいいのかね。
君さ、この子を家から逃がしても、
君自身が逃げ続けてたら何も変わらんと思うがね。」
・・・二郎がこういうことを言えるようになったのだから。
一応、鞠子さんのミッションは成功なのでしょう。
二郎が人と向き合えるようになったのだから。
自分の人生と向き合えるようになったのだから。
「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」この他の回です。
第1話・
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テーマ : 2012年 テレビドラマ
ジャンル : テレビ・ラジオ